自分で交換水回り

シャワートイレの交換」にメッセージをありがとうございます。

シャワートイレに限らず、シャワーヘッドやシャワーホースあるいは水道蛇口の取手やパッキン交換など簡単な水回りの作業はそれほど苦でなく自分でできるので便利でよかったなと思っています。苦ではないというだけであって好んで趣味として水回り作業をするわけではなく必要に迫られた時限定ではありますが。

でも出入りの業者さんがいる環境でその人に連絡すれば速やかに気軽にやってもらえるのであればそれもありというかそのほうがその道の専門職の人の仕事を生み出すことにもなり経済も循環するしよかりけりだと思います。

二年か三年ほど前の夏に帰省した時義実家のトイレの貯水タンクに何か問題が生じていて、一度トイレの水を流すと次にトイレの水を流せる量の水がタンクに貯まるのに20分以上かかる状態になっていたことがありました。義両親ふたり暮らしなら20分くらい間をあけて順番に使うなり二人分まとめて流すなりすることも可能でしょうが、私達夫婦が滞在している間はおとなが四人、そこに義妹や義妹の子どもらが来たとしたら総勢七人、それだけの人数が集まるかもしれない家のトイレがこの状況なのはいかんでしょう、とすぐに業者さんを呼ぶことを提案したのですが夫も義両親も「業者さんもお盆休みじゃろう」と動かないので、じゃ私が見てみますね、とトイレの貯水タンクを開けて中を分解し不具合のある部分を突き止めその部分が正常に働くように手入れして、その不具合の原因になっているもの(井戸水中のミネラルや砂泥など)の蓄積した管やタンク内を洗浄清掃したことがあります。義実家のトイレの貯水タンクはなぜかあまり単純ではない構造でそれを見た夫は「こんなん無理やろ、そっとしとこうや」と言っていましたが、何もせずそっとして二泊三日を過ごすほうが私には無理でした。

もしもうまく戻せなくて水洗が全く作動しなくなったとしてもそのときにはバケツにお風呂で水をくんできて便器にざばーっと流せば済むことなのでとりあえずやってみようと。そこまで壊れれば義両親も諦めて盆明け早々に業者さんを呼ぶだろうしそれもまたよしと。

最初は私に必要な工具を手渡すなど作業の助手をしてくれていた夫は途中で食材買い出しに行ってくると義母ととともに出かけ、その間に私は義父に庭先の止水栓の開閉作業をお願いしつつメンテナンスを行いました。義父は「これを使ったらその汚れも落ちるかもしれん」と通販で購入したらしい洗剤を出してきてくれただけでなく私が「おとうさん、これすすぎをお願いしてもいいでしょうか」と渡した部品や雑巾を洗って持ってきてくれるなどよい連携プレーができました。その作業で2時間くらいはかかったような気がしていますが、ともかく無事に手入れを終え、義実家のトイレは通常どおり使えるようになりました。

その不具合がいつごろから生じていたものなのかについては不明ですが、トイレが直ったことで義母はそれはたいそう喜びました。そして「ありがとありがと、みそさん、すごいねえ、こんなことまでできるなんて。自分で直せるなんて思ってもおらんかったよ。おとうさんが業者さんを呼んでくれるまでどうしようもないんじゃと思っとった」と何度も何度も私を讃えてくれました。あの喜びようと貯水タンクの中の状態から想像すると数日や数週間ではない数ヶ月かもしかするともっと何ヶ月もの長い間トイレの不便に耐えていたのかもしれません。

そのときに義母には「タンクの中にクエン酸が入るようにときどき手洗いの穴のところにスプーン一杯くらい入れちゃったらいいですよ、タンクの中に汚れがつきにくくなるけん」とクエン酸を買ってきて紹介しました。

翌年の夏に帰省した時にはトイレはよい状態でタンクを開けて覗いてみたら中もそれほど汚れておらず「おかあさんがこまめにクエン酸を入れてくれようてけんじゃろうか、貯水タンクの中もきれいで流れも順調ですね」と言うと義父が「ちいと前に業者さんに来て見といてもろうたんじゃ」と言いました。義母は「クエン酸もときどき入れようるよ。そのせいか便器の中もなんかきれいになってなんとなくにおい防止にもなっとる気がする」と言うので「そうそう、おかあさん、そのとおり。クエン酸にはその効果もあります」と伝えました。

義実家にクエン酸が常備されるようになったおかげで、水道蛇口のフィルターや洗面台シャワーヘッドの穴などのつまりもメンテナンスしやすくなり、これまでへんな方向に拡散していた流水がきちんとまっすぐに適量が流れるようにもできてこれまた義母には「みそさん、すごいすごい、誰もそんなところがいい具合に直ると思ってなかったよ」と褒め称えてもらえました。蛇口部品のメンテナンス(外して浸け置き洗いしてブラシ等で細かいところまで洗ったあとで元に戻すだけですが)については私がやるのを見て手順をおぼえた義母もその後時々行うようになったらしく「気持ちがいいくらいにきれいになる、これはハマるね」と言っていました。

義父はトイレの不具合を放置しておくと嫁が勝手に何をしでかしてトイレを壊すかわからない、それなら事前にお金をかけて業者さんにメンテナンスしてもらっておくほうが安心だと学習してくださったのか、それとも私のメンテナンス作業の補助を行うのが老体にはかなり堪えたのか、ともかくトイレの快適が保てるようになりめでたしめでたし、です。私も帰省したときにトイレメンテナンスすればできなくはないけれど、事前に業者さんによるメンテナンス済みの快適なトイレを使うだけで私は何もメンテナンス作業はしなくてよいほうがずっと好みで嬉しいです。

トイレ積立

シャワートイレの交換」にメッセージをありがとう。なんと、便利なものの導入に「無駄」だなどといって謎の反対をする配偶者がいるのは我が家だけの現象だけではなかったのか。

あの「無駄」だとか「不必要」だという判断基準はどこからくるんでしょうねえ。夫は「役に立つ」「役に立たない」の言い回しはあまり用いない人ですが「なんの役に立つのか」という問いを世の中で見聞きするたびに「自分の気持ちが豊かになるのは自分の役に立つことで、私のことをだいじに思い私が幸せであることを願ってくれる人にとってもそれは役に立つことじゃんねえ」と思うので、夫にとってだいじな存在であるであろう私が快適で満足でしあわせな気持ちで暮らすことは夫にとってもうれしく望ましいことだと思う立場としてはあれはなんなのだろう「食わず嫌い」に似た「使わず嫌い」なのか「妻に清貧を強いたい教」の信仰なのかいろいろと不思議です。

シャワートイレは肛門刺激による排便促進の分野でも活躍している様子ですし、痔の予防や治療にもおおいに役立っていて素晴らしいものだと思います。

イスラム教の影響がある地域に旅行に行くと、トイレにおしり洗いの道具が置いてあることが多く、それは柄杓の場合もあれば、洋式便器の中に細いチューブがあり蛇口を開くとそこから水が出てきてお尻を洗う場合もありました。どちらとも使うのは水でお湯ではないのですがそれでもそのたびにお尻洗い文化は素晴らしいと感心しては市場で見つけたお尻洗い用柄杓を購入しようとするのに夫が「それはうちに持って帰ってもここみたいには使えないから」と制止して柄杓購入と持ち帰りを阻止していたことを思い出します。

でもあの時旅先で柄杓を買って帰りそれでお尻を洗って満足するよりも柄杓も自分の指先も使うことなくお尻洗いができるようになるといいなあと願って念じてその結果今のようにシャワートイレがあちこちに普及し自宅にも気軽に導入できる世の中になった満足のほうがいいのであそこで柄杓を我慢して別の形でのお尻洗い文化が花開くことを願って念じた自分えらいとほめたい気持ちです。もちろんもっとえらいのはお尻洗い機能付き便座を開発し流通にのせたお仕事に携わった方々なのは言うまでもありません。外国から買ってきた柄杓を使ってお尻を洗いつつ国内でのお尻洗い文化の発展を願って念じてもよかったかもしれませんが柄杓である程度満足してしまうとなんとなくもうみんなこれでいいじゃんという気持ちになり願う気持ちが弱まっただろうと思うのです。そして今のシャワートイレではなく国産のいいお尻洗い用柄杓が開発されていたのでは今のような快適と満足はなかったはずなのであの時柄杓購入を阻止した夫もよくやったと言えるのかなどうかな。

最近の旅行先はもっぱら国内ですが、旅先で宿泊する宿によってはまだシャワートイレが導入されていないこともあります。そういう時に備えて携帯用のシャワートイレボトルを購入しました。柄杓に水を入れて洗うときとは異なり自分の指先を使う必要はありません。これさえあれば自分でボトルの中に水なりお湯なりを入れてボトルの胴体をぴゅっぴゅっと押すだけでノズルから出てきた水で十分にきれいに洗浄できるというすぐれ物。おかげで旅の自由がぐんと増しました。

あと、そうなんですよね、シャワートイレが消耗品だとは私も今回の水漏れ故障にあうまでは思っていませんでした。なんとなくずっと長く使えるもののように思い込んでいました。しかし早ければ2年から3年で、あるいは5年前後で、長ければ7年から10年もつこともあるけれどある程度定期的に買い換えるものと思ったほうがよいみたいだなと今回のことで学んだのでなんとなく一年で五千円くらいずつはシャワートイレのために積立するくらいの気持ちで過ごすつもりです。

トイレの選択

シャワートイレの交換」にメッセージをくださりありがとうございます。

考えてみると、考えてみなくても、シャワートイレというものは消耗品なのですよねえ。おしり洗浄機能のついていない便座の場合はそんなに交換を思いついたことがなかったのですが洗浄機能関連のどこかが壊れた場合に修理せずに交換することを思うと普通の便座もそれなりの年月で交換したっていいのかもしれないと思うようになりました。

まだ我が家のトイレの便座がシャワートイレではなかった頃、外泊先におしり洗浄機能付きトイレがあればそれを使っては自宅にも洗浄機能付きトイレを取り入れたいと考えていました。宿泊先によりメーカーも機能も異なり、使い勝手を試してはこれはこういうところが好みでこういうところは好みでないな、というようなことを観察していきました。その観察の時には掃除のしやすさ、というのも観察の対象で、トイレットペーパーを折りたたんだもので便座の蓋、蓋裏側、便座表側、便座裏側、洗浄ノズルを引っ張り出したもの、タンク周辺、リモコンタイプではない場合は便座横に付属した操作ボタン周辺、等を拭いてみては、それぞれの部位の私にとっての掃除のしやすさを観察し、購入するとしたらこんなかんじのがいいねとイメージを構成していきました。さらには家電屋さんに赴き、店頭見本を見比べて、メーカーや機能やお値段の比較を重ね、よし我が家で買うとしたらこれだ、と決めたのがこの前まで我が家で活躍していたシャワートイレです。

メーカーはもともとマンションについているトイレがINAX製であることと旅先で使ったシャワートイレで私にとっての快適得点が高かったのがINAXということでINAXにしました。

そのときはなぜか夫はシャワートイレの導入に反対していたのですが私が「どうやらくんは無理にシャワートイレの洗浄機能を使わなければただの便座として使えるからそのまま使えばいいじゃん。もし離婚するなりで私が出ていくことになった時には元の便座に戻して私がシャワートイレは持っていくからなんなら私のお金で買うよ」と言いましたら「いや、あるなら洗浄機能は使う」「買うなら家のお金で買おう」と言い、結局彼が何故にシャワートイレの導入に反対していたのかはまったくもって謎のままです。我が家でシャワートイレを使うようになりその快適をあらためて実感したからなのか、夫は夫の両親が家を建て替えるときに「トイレはおしり洗浄機能のあるものにしんさい」と強く勧めてそうなったのですが、親に強く勧めるおしり洗浄機能付きトイレの導入を何故私が購入しようとしたときには反対し渋ったのか未だにすごく不思議です。彼は私が自分の(二人の暮らしの)快適のために家計から出費しようとしたときにそれに反対するという特性がたまに現れることがあります。結婚した時に食洗機を買うつもりでいた私に夫はどうしても買いたくない、食洗機を買うくらいなら食器洗いは自分が手洗いするから買いたくない、と訴えてきて、それから十年以上食器洗いは夫がしてくれていたのですが(もちろん私がささっと済ませられるものはその都度洗っていましたが)、年を取ってきたからなのかだんだんと洗いに甘さが出てきて何度注意しても洗い残りが生じるようになり、おそらく彼にはもうこの汚れが見えなくなってきているのだろうな、このままではいつか私のお腹が壊れるな、同じものを食べた時に夫はなんともなくても私一人が食あたりになることはよくあることでこのままでは自分の健康が危ない、と判断し、食洗機を買うことにしました。夫ももう食器洗いには飽きていたのか私が「食洗機なら私が主に食洗機に食器を入れて作動させる作業はするよ。どうやらくんは鍋とかの大きくて食洗機に入らないものや食洗機に入れられないものだけ手洗いしてくれたら。どうしてもやっぱり買いたくないんだったら食洗機は私のお金で買うからどうやらくんは使わなかったらいいよ、どうやらくん専用のものを手洗いして乾かすときにはただの水切りカゴとして使えばいいし」と話すと「いやふつうにお家のお金で買いましょう」と言う程度には協力的でその後一緒に家電屋さんに見に行き比較検討して今の食洗機を導入しました。食洗機はそれを専門としているだけのことはあり食器洗いがとても上手でやはりその道のプロはちがう餅は餅屋な気分です。

あら、シャワートイレから随分と話がそれましたが、そういわけで我が家で最初に購入したシャワートイレはINAXのもので、難しそうであれば工事を専門の業者さんに頼めばいいけれど自分でもできそうならやってみよう、ということになりました。

分岐水栓を設置したりホースをつないだりの作業は問題なくできたのですが、当時一番苦労したのがもともとついている便座の取り外し作業でした。あとになってみればそれは一番簡単なところだろうという内容なのですが、当時は夫がいろいろ工夫して取り外そうとしてもなかなか取れなくて、以前何かのときにトイレの修理屋さんに来てもらったときにはなんかこうもっとスムーズにすうーっと抜き取っておられたんだけどねえ、と思うものの私もその修理屋さんがどうやって便座を外しておられたのかの記憶がなく、これはもうさっさとINAXに訊いてみようということになり電話をしました。当時は日曜日は通常のお客様相談室ではなく休日出勤しておられる技術屋さんのところに電話をかけるようになっていたのかつながるようになっていたのか電話対応をしてくださったのはオペレーターさんではなく技術的なことに詳しい方でした。賃貸マンションにもともとついている便器がINAX製であること、型番はこれこれであること、新しく購入したINAXのシャワートイレを設置するために古い便座を外したいがうまくいかないこと等伝えるとそれは簡単にわかりやすく便座の取り外し方を教えてくださり、その説明が簡潔でなおかつ親切でとても気持ちよく教えてもらうことができて、もともと複数社の中からINAX製シャワートイレを選ぶくらいにはINAX製品を気に入ってはいましたがそれだけではなくその人の説明で私達夫婦はいっきにINAXファンになりました。その方の説明のおかげで古い便座はすんなりと取り外すことができ洗浄機能付き便座は何の問題もなく取り付けることができて設置のために工事業者さんを呼ばなくても大丈夫だったね、電話でお世話にはなったけど、無事にできてよかったねと喜ぶことになりました。

洗浄機能付き便座も安いものから高いものまでいろいろとありますが、私が自分の暮らしの中で押さえたかった機能がいくつかありそれを網羅するとこれまでのシャワートイレや今のシャワートイレか同等機能の他社製のものをやはり同等程度のお値段で入手することになるようです。作動ボタンが便座に付属しているタイプとリモコンで操作するタイプとではリモコン操作タイプのほうが便座の掃除が私にとっては随分とラクなためまずリモコンタイプであることが条件になります。ここでぐっとお値段高くなるわけですが、そこに投資するくらいの甲斐性はあるよ私達、と思うのでそこはその条件を満たすことにしています。掃除のしやすさもそうですが作動させるときの体が便座の横を触るよりも壁についたリモコンを触るほうが随分とらくに感じるので日々のラクの積み重ねで健康の余力を蓄積をしようとも思っています。

あと求める機能は洗浄水がある程度温かいお湯になること。水洗いでもまあよいのですが冷水よりも温水のほうが早くきれいになる気がしますしヒヤッとするときの刺激に体が耐えたり構えたりしなくていいことも求めようと。そして脱臭機能があること、でしょうか。我が家は集合住宅でトイレに窓がついておらず換気扇はありますがこれまで脱臭機能付きシャワートイレを使ってみて脱臭機能あるほうがありがたいなと思うようになったのでこれも。この脱臭機能があるとまたぐっとお値段高くはなるのですが。便座を温める機能については私はなくてもいいかなと思うほうなのですが、これに関しては夫が便座あたため機能を随分と好んでいてとてもこまめにスイッチを入れたり温度を上げたりしていて、私としては『まだ暑いよ』と思い消したり温度を下げたりすることもありはするものの便座あたため機能もありの方向で。乾燥機能についてはふたりともトイレットペーパーで拭き取ることが苦でないというかそうするほうが好きなので乾燥機能はなしで。そういえばあの乾燥機能は洗浄してトイレットペーパーで拭いたあとでさらに乾燥させるためのものなのか、トイレットペーパーなしでも乾かしてくれるものなのか、どちらなんだろう。

そういうわけでINAX製シャワートイレにはその作動の速やかさも含めて満足してはおりますが、個人的にはPanasonic製の作動の速やかなタイミング(INAXよりもさらに速やか)や金属ノズルの汚れにくさと掃除のしやすさは気に入っていてよそのお家や旅先などで使うといいねえいいねえと思います。日々何度も入るトイレでいいねえいいねえと快適と満足を重ねることはやはり健康の余力を蓄積することになるのでしょうが、私にとっては高級車はたしかに形状も美しくなおかつ快適でいいねえいいねえとは思うけれど自分で買うほどではないな、というのと似ていてそのあたりの高級感は今のところ自分の購入選択肢にはあんまり入ってこないもののようです。

前回は夫が今回は私がシャワートイレの設置作業を行いましたが、自分たちでできるうちは自分たちでするとして、年を取って今はできるその作業をすることが難しくなった時には業者さんにお願いするとして、快適なトイレを使いながら生きていきたいものです。

マンションと薬

「名前の交替」にメッセージをくださりありがとうございます。また以前にも何度か、いえ何度もメッセージをうれしくいただいておりますのに、お返事を書く予定の箱の中に入れてなかなか書かないままでおりますが、毎回ありがたく読んではそうかそうだよねといろいろたのしく考えております。

今回のマンション名の変更、そういえば住所表示の一部変更になるのですよね。郵便物配達物のことしか考えておりませんでしたが、考えてみると保険証の住所も免許証の住所もこれまでのマンション名が書いてあります。免許証は次回の更新のときにマンション名の変更をすることになるのでしょうが何かマンション名を証明するような確認してもらえるようなものを持参する必要があるのかどうか更新前に問い合わせておくことを未来の私が思い出せますように。

保険証は少し前に新しい期限のものをもらったばかりなのですがこれもきっとそのうち保険組合に連絡せねばなりません。そもそもが勤務先で加入しているものなのですが勤務先に連絡すれば自動的に変更してもらえるかというとそういうわけでもないような気がいたします。

もしかすると住民票やマイナンバーもこれまでのマンション名が書いてあるのかしらとそうっとマイナンバーを見てみましたら現在のマンション名が書いてありました。

新しいマンション名は1月1日からとのことですが、建物の外壁の文字は既に新しい文字になっています。しかし自己主張の薄い色合いなので外壁の色に紛れてまじまじとそう思ってみないとマンション名がかわっていることにはなかなか気づきそうにありません。

引越しに伴う住所変更の手間をかけるのは仕方ありませんし、その地域全体の住所表記の変更であれば各個人が特別何か公的な手続きをする必要はなく、郵便物配達物配送先住所の変更手続きや家族友人知人へのお知らせくらいはすることになるでしょうが、今回のようなケースは何をどの程度個人がすればよいのかする必要があるのか考える初めての経験です。

ちなみに夫は今度の新しいマンション名について「ぱっとせんなあ」と言っていました。しかし新しい名前はフランス語でしあわせというような意味あいの言葉らしいので、我々にその言葉の音と意味の馴染みがこれまでないというだけで別段縁起に問題のある名前ではなさそうです。

ひとつ問題なのは今度の新しいマンション名とよく似た名前の薬があり私は仕事で日常的にその薬を取り扱っているため似てはいるけど異なるその薬の名前を自分の住所欄に間違って書いたり口で説明したりするかもしれないということです。実際既に年賀状で何度か書き間違えまして『うっ、うっ』と言いながら修正テープで修正し書き直すというかなしいことがありました。この調子だと職場でその薬の名前を書いたり話したりするときにも間違って自分のマンション名が出てくる危険性ありです。当面は注意してみてそれでも何度もやらかしそうならば諦める方向で生きていきたいと思います。

家族みんなでガスヒーター

暖気の通り道」に拍手コメントをくださりありがとうございました。

灯油ファンヒーターをご利用とのこと、家族全員で灯油を週に40L消費するということは灯油の買い出しも大量で頻繁で当然給油も再々だということですよね。それはたいへんそうです。

電気がまったく必要ない昔ながらの石油ストーブであればひとつあると停電時にも使うことができてそれはそれで便利だろうなとは思うのですが、停電に備えて電気が必要ない石油ストーブを買っておこうとは思わないので、昔ながらの石油ストーブはそういう存在なのかもしれません。

我が家は大阪在住時に買った灯油ファンヒーターを一応持ってはいるのですが、北陸の建造物は断熱構造がしっかりとしているからなのか、大阪時代熊本時代と同じ集合住宅暮らしでも灯油ファンヒーターの必要性を全く感じることがなくずっと使っていません。でも今回ガスファンヒーターを使ってみてやはり低い位置から温めてくれる暖房は頼もしいなと改めて思っています。

関西エリアは北陸に比べると大阪湾が近いこともありガス代が北陸よりも随分安いようです。ガスの配管工事から着手するとなると投資もたいへんなのかもしれませんが、一度配管してしまえばずっと使えるものですし、灯油のように買い出しも給油も必要なくて、ガスファンヒーターは可能ならばぜひとも導入していただきたい暖房器具です。

ただ灯油ファンヒーターに比べると小型のガスファンヒーターであっても一台あたりの販売価格が高い気はいたします。しかしその差額を補って余りある快適がガスファンヒーターにはあります。ガスファンヒーターを導入したもののもしも万が一ガス栓が固くて動かないことがあっても勝手に無理やり無茶なことをして壊すことのないようそのときにはおとなしくグリースアップの作業をプロにお願いしてくださいね。

もし今度またどこかに引っ越さねばならなくなったときには、選べるのであればガスファンヒーター用のガス栓がある物件に住みたいですし、ガスファンヒーター用の栓がなくてもガス管配線工事が可能ならぜひとも行いたいですし、そのどちらも叶わない条件下であっても台所仕事の邪魔にならないように台所のガスレンジ用ガス栓から長い管を引いてガスファンヒーターで室内を温めて暮らしたい気持ちです。

ガスファンヒーターを使うようになって以来、居間とベランダを仕切るサッシとカーテンの内側に置いている観葉植物たちがこれまでよりもより一層よく繁るようになりました。わりと低めの位置に置いているのでガスファンヒーターの暖気でその低い位置がちょうどよく暖まるのでしょうか。夫も私も観葉植物も我が家の生き物たちは皆ガスファンヒーターの大ファンです。

安心感の底上げ

お礼とお返事が遅くなりましてございますが、「絹暮らし」にメッセージをくださり、ありがとうございました。

検査結果でその診断名がついてもつかなくてもその症状があることにかわりはなく、また実際に対処する方法も診断名があってもなくてもこれといってかわりがなく、現状すでにできる対策の大半のことはしており、その病名でなくてよかったともよくなかったとも言えないかんじではあるのですが、担当の先生も私がすでにしている対策について「ぜひそれは続けてください。それはこうこうこういうふうにいいですからね」と後押ししてくださり、その後押しがあるのはなんだかこころ強いもので、自分が行っている対処法が適切かどうかの確認のためにもその専門医の先生にお世話になるのはいいことなのかもしれないと思っているところです。なんというのでしょうか、専門医の後押しの一言があることで自分のよしこれでいこうという安心感のようなものが底上げされるとでもいうのでしょうか。

いろいろと望ましいわけではない検査結果に遭遇することがあるとのこと、暮らしと生命に重大で深刻な実害はなくとも地味に生活の質が低下するのは愉快ではないものですよね。

それでもそれなりに折り合いをつけつつ工夫できることは工夫して生活の質を保ちつつおのおのの人生をまっとういたしましょう、そういたしましょう。

手指の自由と機嫌の自律

安全キャップをご存知か』にコメントをくださりありがとうございました。

そうですか、安全キャップ、開けられそうにないですか。

そういえば市販のものだと小児用のシロップ薬以外の安全キャップの製品と出会うことはあまり多くないかもしれません。

職場の先輩にひとり関節リウマチの持病をもつ薬剤師の人がいるのですがその人も仕事中に安全キャップを開封する必要のある薬を補充するときには私達同僚に「ごめんけど、これ開けてー」と言ってこられます。その人はリウマチ自体は薬でほぼ完璧にコントロールし日常生活の中に痛みはなく症状の進行もなく過ごしておられるのですが、おそらく治療に着手するまでに生じたわずかな変形と若干の握力低下などはあるようで、そういうなにか手指が完全に自由でない事情や背景があると安全キャップというのはなかなかに手強いキャップのようです。

私もここ一年か一年半くらいまえから朝起きたときの手指のこわばりのような軽い痛みのような感覚(鎮痛剤を飲むほどの痛みではない)を覚えること少しずつ増え、水道の蛇口をひねるであるとか洗面器で湯船のお湯をすくうというような作業のときに痛みに似た不自由を感じることがなんとなく増えてきました。

健康保険組合特定健診の受診先である婦人科の先生に相談したところ、私の場合は女性ホルモンバランスの要素によるもの(プレ更年期や更年期が原因のもの)ではなさそうだから採血した血でついでにリウマチの検査もしてみる?と問われ「ぜひぜひー」とお願いしその検査の結果関節リウマチではないことはわかりそちらはとりあえず一安心だったのですが、リウマチであってもそうでなくても何もしないよりはいいよねと検査結果が出るまでの間を利用してこの機会に蛇口をつかんでひねるタイプからレバーを旋回させるタイプに付け替え、湯船のお湯は手桶で汲むようにしたら痛みが激減しました。

あと夜寝るときにはシルクの睡眠手袋を装着するようにしてみたところ起床時の手指の違和感がかなり減りました。夜寝ている間に手首や足首や二の腕はウォーマーで保温していても手そのものは常に開放状態だったので知らず知らずのうちに冷えていたのかもしれません。

ついでに外出時にも思い出したときにはシルクの手袋をつけるようにしてみましたら手指のこわばりのような痛みのような違和感がどんどん減っているので、なんだかんだいってまずは保温がしてほしかったのねえ、そうかそうか、とあらためて自分の手と語りあっているところです。

関節リウマチではなかったものの、別方面の疾患の可能性が出てきたものですから、今度は別の専門医にかかり、またその検査結果を聞きに行くことになっているのですが、こういうかんじでとりあえず生きている間がひどくむごいわけでなくそんなに不自由不快でないように少しでもラクや快適が自分なりに多いように生活面や道具で工夫できるところは工夫し自分に合う薬とのご縁に恵まれればそれも活用しその他諸々の各種調整を行いつつ暮らすことでそれなりに機嫌よく生きていけば大丈夫そうね、と、今後の自分の在り方を今一度確認覚悟したようなそんな気分です。