うれしい気持ちで続きを

ここに書くのは久しぶりです。

みそ文の「びっくりしたこと、ひとつ目」を「新着」というところで見つけて読んでくださったとのこと、ありがとうございます。

さようなところで見つけていただけることもあるのですね。

25年前の当時、お仕事から帰ってこられた朝に、都内で関西の出来事を知ったとのことでしたが、お仕事あけでお疲れのところご心配くださったのですね。

続きが読みたいとメッセージをくださってうれしくなった勢いで、地震の話とは全然続いていませんが、「びっくりしたこと、ふたつ目」を書いてみました。

また見つけて読んでいただけますればうれしゅうございます。

自分をもてなす

老眼鏡日記洗濯機日記にコメントをありがとうございます。

洗濯機や冷蔵庫の買い替えは、完全にお亡くなりになるよりも少し前かもう少し大分手前のほうが安心です。

うちの前の洗濯機はある日突然脱水のみできなくなって、水をためて洗濯もすすぎもできるし排水もできるのに脱水だけができなくなって、洗濯機の脱水機能というのはかなりだいじな仕事で、これはもうだめだと諦めて購入に至りました。

でも、購入したからといって、なかなかタイミングよくすぐに取り付けに来てもらえるわけではなく、数日待つ期間があり、その間は洗濯はせずにためておき、どうしてもすぐに洗いたいものだけ手洗い手絞りで干して対応して、それはなんだかずいぶん不便なことでした。

とはいえ、もうだめかなー、と思っても、なんとなくそれなりに働いてくれるうちはそのまま使いたいもので、「もう買い替えないとだめかなー」と話をしたらなぜか調子が戻って元気に働いてくれたりすると、え、まだ頑張ってくれるの、という気になり、その頑張りに応えて、つい、そのまま使っていると、ある日突然お亡くなりになるのです。

それで言うと、現在の我が家の冷蔵庫のことを本気で考えなくては、と思うのですが、結婚した時に父が祝いに買い与えてくれたものを使い続けて二十数年、きちんと冷やしてくれるし、パッキンも全然問題ないし、今時の冷蔵庫のほうが電気代はずっと安くなるんだろうなとは思いながらも、そのまま愛用しています。

ある日突然に冷えなくなるよりも手前の段階で買い換えようね、と話してはいるものの、ふたりともなんだかのんびりとしています。

当時の製品は、あたりさえよければ、使い勝手がよく、丈夫で、頼もしく、生きている間ずっとお世話になり続けることができるのではないかと思えるものですから、つい。


老眼鏡にもいろいろあって、その人の目の状態やどういうシーンでどのくらいどんなふうに見えるようにしたいのかによって、いろんな選択肢があるんだな、と今回の老眼鏡購入で学習ができました。

近視矯正手術をして数年経ってから、モノビジョン気味になった時に、暗いところでもくっきりぱっきり見たいものが見えるくらいの弱い近視用眼鏡を作って使っていた時期があったのですが、実際観劇的な場所でその眼鏡をしてみて、かければはっきりとよく見えはするものの、どうも自分は観劇的なシーンでそんなにくっきりぱっきり見たいわけではないらしいと気がついてからは近視用眼鏡をほとんど使わなくなりました。

観劇的なもので私が好んで座る席は、最後列の中央で、舞台の上の細かいものよりも、舞台全体、天井から床から柱から客席全体までを画として見ることに愉しさを覚えるようで、その画がクリアであることに対するこだわりはそんなにないみたいで、むしろクリア過ぎてエネルギー負けするよりは、ぼんやりと身を漂わせ安全に作品エネルギーを受け止めたいような、そんなかんじです。

あと視力に関しては、乾燥症候群(主に口腔粘膜乾燥)の治療でサラジェンを飲むようになってから、サラジェンが効いている間は涙が潤ってくれるおかげで、裸眼で十分よく見えるようになったのです。

弱い近視用眼鏡で視力を足したほうがいいかな、と思っていた頃は、ドライアイ用の目薬を常用してはいましたが、それでもドライだったせいで、備わっている視力を発揮しきれない状態だったみたいです。

サラジェンも飲んでるし、遠くをくっきりぱっきり見たければ弱い近視用眼鏡もあるし、手元の小さな活字をガブガブ読んで遊んだり働いたりしたい時には老眼鏡があるし、今後目の状態が変われば、遠近両用眼鏡、中近両用眼鏡などの選択肢もあるし、その時どきで機嫌よく遊んで暮らしていけるよう、この世にいる間の自分をもてなしていきたいと思います。

気概と快適

老眼鏡日記洗濯機日記にコメントをどうもありがとうございます。

洗濯機は約十年で不具合が出ましたか。十年よく働いてくれたと思うか、洗濯機ならもっと長く働いてくれるのではと思うか、迷うところではありますが、十年過ぎていれば修理よりも買い替えのほうがよさそうに感じます。

最近の十年はあっという間に過ぎるので、なんだか短く感じそうになりますが、0歳の子が10歳になるまで、あるいは10歳の子が20歳になるまで、働いてくれたのだと思えば、長い間ありがとう、よく頑張ってくれました、という気持ちになります。

そして新しい洗濯機には新しい洗濯機の意気込みみたいなものがあり、その仕事を享受するのは、やはり気持ちのよいものです。

ご縁と勢いとタイミングで買い換える時には買い換える気概がだいじ。

我が家で洗濯機を買い替えた時には、新しい洗濯機の脱水の仕上がりがそれまで使っていた洗濯機の仕上がりとは違っていることに慣れて馴染むのに少し時間がかかりました。

でも、慣れてしまえば、それまでの脱水の仕上がりのほうが「のしいか」状態になりすぎだったんだな、と思えるようになり、新しい洗濯機の脱水で干した洗濯物のほうが、ふんわりときれいに乾き、しかも乾くのに必要な時間はそれまでと変わらないかやや早いくらいで、新しい洗濯機に来てもらってよかったなと思いました。

我が家の今の洗濯機は内蓋の丈夫さには少々欠ける子ですが、モーターはもちろん管や輪軸などは丈夫な子みたいなので、できることなら最低十年はお世話になりたい、愛用したい。もっと長く活躍してくれるというならそれはもう大歓迎。


近視矯正手術をしてから年月が経ち、結果的にモノビジョン(モノヴィジョン)になってるの、今くらいのお年頃にはちょうどよく便利ですよね。

両目の視力がほぼ同等であれば、市販の安い老眼鏡をあちこちに置いたりバッグに入れたりして、必要な時にぱぱっと使う、という方法が使えるのでしょうが、左右の度が何段階か異なっていると、市販の左右均等な老眼鏡では見え方の精度と快適が不十分で、快適な老眼鏡をと思うと独自注文することになります。

夫は老眼鏡をかけた状態ではぐらついて歩くことなんてできないと言うのですが、私の今の老眼鏡は、度が弱いだけでなく、視界が広いタイプのレンズを奮発して選んだこともあるからなのか、かけたままでも家の中で家事をするくらいは平気なのです。平気というか、ちょうどよくぼんやりとしてくれるというか、私があんまり興味のないテレビ番組を夫が見ている時でも、画面があんまりはっきり見えないことで視覚的なノイズが軽減されるような効果があります。

私があんまり得意でない番組は、これまでそういう類の番組の音声の質が苦手なのだと思ってきて、それはそれでそうなのですが、音声が聞こえない状態でも画面がぼんやりするとさらにらくになるということは、画面の構成もあんまり得意じゃなかったんだな、と今回気が付きました。

今の度数ならまだ、手元を見ていて、ふと顔を上げて周りを見ても、そんなに世の中がふにゃんとはしなくて、これはこれでありだな、気が向いた時に使うことで生活の質が向上してよかったな、というかんじです。

今回の老眼鏡を作るにあたり、コミックスの漢字のフリガナを読む度数に合わせるために、眼鏡屋さんはそれはそれは丁寧に調整してくださったのですが、右目は+1.0が適切で、左目に関しては度数0にするか、+0.25にするか、どちらにしましょう、という状態で、なんとなく度数を入れないのは何かがもったいない気がして+0.25にしてもらいました。

その+0.25は、裸眼と比べてそれほど大きく見え方が変わるわけではないので、手元から周囲に視線を写してもそれほどまだ違和感を覚えずに済んでいるのかもしれません。

でもレンズがブルーライトカットレンズだからなのか、かけていないよりはかけているほうが目や脳はらくです。

これまでも外出するときや仕事の時には度の入っていないブルーライトUVカットレンズ眼鏡を使ってきましたが、その度なし眼鏡は家では外していることが多かったのです。今回老眼鏡を購入したことで自宅でPCや印刷物の活字などを見る時には老眼鏡のブルーライトUVカットレンズが眼の前にある状態で過ごすことになり、それはこれまで以上の頭痛予防にもなっているみたいで、頭痛用の漢方や鎮痛剤の服用頻度が激減しています。

世の中の頭の痛くなりやすい子たちには「いいからブルーライトカットレンズ眼鏡をかけておきなさい」とおせっかいに布教して回りたいくらいですが、ブルーライトカットレンズはお値段が少々お高いので、そこに投資する気になってもらえるかどうか。

これから先、老眼鏡の度数も何度か調整を重ねていくことになるのでしょうし、もっと長生きすれば、そのうち白内障の手術をして人工水晶体の度数をどんなふうに調整するか考えることにもなるのでしょうし、自分の体がそうやって変化していくということは、それだけの時間が過ぎているということで、それだけの時間が過ぎればまた洗濯機にも不具合が生じてもそれは仕方ないよね、うん仕方がない、必要に応じて調整したり交換したりするくらいの蓄えはしておきましょう、そうしましょう。

だいじな屋根

出張と雪道」にメッセージをくださりありがとうございます。

雪に埋もれた車を掘り出すのは難儀なことではありますが、屋根付き駐車場であればその難儀はないのです。

熊本からこちらに引っ越して来る前、物件さがしに来たとき、対応してくださった不動産屋さんが「この物件には融雪装置があるけど、こちらにはない」であるとか「ここの駐車場は屋根付きだけど、こちらは屋根がない」ということを説明してくださいました。

屋根のあるなしについては問題なく意味がわかったのですが、「融雪装置」というのはどういうものなのかよくわからなくて「融雪装置というのはなんですか」と当時質問したことを思い出します。

不動産屋さんは「雪を融かす水が出てくるものです」と説明してくださいました。しかし説明を受けたところで、南国熊本で冬もたいして寒いと感じることなく過ごしていた我々には、駐車場に屋根がついていることや駐車場とその周辺に融雪装置がついていることの必要性があまりよくわかりませんでした。今にして思えば、あれは重要な情報だったのだなと思うのですが、その時には日当たりや風通しなど他の要素を重要視して、駐車場の屋根はまああればあるほうがいいけどないならないでもいいし融雪装置に関してはなんだかよくわからないからまあいいかー、くらいの気軽な気持ちで今の物件に決めました。

引っ越してきて最初の冬に車が雪に埋もれまして、その時には「わー、雪がー、いっぱいー」と夫婦で写真を撮りあいこして浮かれたものです。当時はここにそんなに長く住むことになるとは思っていませんでしたし、こんなに何度も雪かきをすることになるとも思っておりませんでしたので、転勤で珍しい体験をさせてもらえたねえ、というような気持ちでした。

その後は、車が雪に埋もれたからといって写真を撮ることもなくなり、しまったなー、物件さがしの時に屋根付き融雪装置付き駐車場についてもっとまじめに検討したらよかったなー、と思った時期もありつつ、今日まで同じ物件で暮らしてまいりました。

もしまた雪国に引っ越すことがあるときには、今度はまじめに屋根付き駐車場を求めようと思います。融雪装置もあればなおよしです。

五葷抜きの自由

ラーメンはネギ抜きで」にコメントくださってありがとうございました。2014年の9月にいただいたコメントに2018年になってからお返事するので、3年以上の時を経てのお返事に気づいていただけるかどうかわかりませんが、気がついてくださったらなおのことありがとうございます、です。

ネギを含む五葷食品で具合がわるくなる体質の人、実は本人も周りも気がついていないだけでけっこういるのではないかと思っています。

食べればおいしく味は好きでも、食べると具合がわるくなるものは食べない自由と勇気と決意を携えて生きるようにしてみたら、随分と生きるのがらくになりました。

身体的な不具合が少なくない人生ではあるものの、自分でも運がよかったと思うのは、生まれた家や嫁ぎ先がネギ農家でも玉ねぎ農家でもニンニク農家でもなかったことです。もしもそういう家業で自分もその仕事に携わっていたときには、自分の頭痛や不具合の原因が五葷にあることを認めることは難しかったかもしれないですし、一生思い至ることがなかったかもしれません。

とりあえず、自分の体調と食べ物の関係に思い至り、避けられるものは避けて安全に快適に生存できる時間が長くなったことは僥倖にございました。

内蓋の自立

もうだいぶん前のことになりますが、「洗濯機の内蓋」にメッセージをくださりありがとうございました。

その後しばらくは内蓋はきちんと自立していたのですが、最近また自立が甘くなってきて、開けたままにしておくと勝手に閉じていることが増えてきました。

しかし、開けた内蓋を抑えるように外蓋を折り曲げて挟んでおけば内蓋は閉じないことがわかりました。両手を使って内蓋を外蓋の折り曲げ部分で挟むのはちょっと手間ではありますが、今度は内蓋交換修理ではなくこの方法で乗り切ることにしよう、と決めました。

内蓋の修理に来てもらったのが2016年の夏のこと。今は2018年の冬。修理してもらって1年半ほどはもったということになります。

内蓋のこの不具合以外はとても気に入っている洗濯機なので、次回洗濯機を買い直す時にもできれば今使っているものと同じタイプのものと出会いたい気持ちです。

予備の快適

加湿器の快適」にメッセージをくださりありがとうございました。

そういえば灯油ファンヒータの灯油タンクの給油も、灯油がなくなって消える、灯油タンクを取り出す、その間ファンヒータは作動せず寒い、しかも灯油を給油する場所というのは家の中でもだいたい寒いところ、というのが私の好み的にはあまりよろしくないように思います。

灯油ファンヒータのタンク部分の予備があれば、灯油がなくなったとしても、予備の給油済みタンクを入れれば、すぐに作動を再開できてよさそうです。

予備のタンクで暖房を再開できれば、空になった灯油タンクには、その時すぐにでもいいですが、また落ち着いたときに給油しておけば済むことですし、複数個の予備があるのならまとめて給油しておけばなおのことらくなはず。

我が家ではもう灯油のファンヒータは手放しましたが、将来ガスファンヒータが使えない環境に移って、もしまた灯油ファンヒータにお世話になることがあるときには、予備の灯油タンクを常備する方向で臨みたいと思います。でも、やっぱりできるだけガスファンヒータが使える物件で一生を暮らしたいと思っています。

ガスファンヒータはエアコンの温風に比べるとしっとりとしています。

ただ加湿に関しては、私は乾燥しやすい体であるため、例えば空気清浄機におまけでついているような加湿器では全然足りないです。加湿器も加湿量が多いタイプでないと湿度が足りなくて苦しくなります。暖房を使わない季節でも加湿器だけ使う時期が長いです。10月くらいから5月中旬くらいまでは加湿器を使い続けます。加湿量の多い加湿器をつけていてもなお通年で唾液分泌促進剤を服用しているくらいですから、自分の体質を鑑みて、加湿には励んでいくつもりです。

インフルエンザ予防接種ができない体としても、加湿と換気と手洗いうがいで激しく予防せねばなりませぬし、加湿で快適に過ごすことも、加湿にかかるお世話を快適に行うことも、両方求めていきたいものです。