ぺろりん

ペロリン情報、ありがとうございます。思い切って取り寄せようか、と、うずうずし始めています。九州出身の友人の母上からは、手作りピーナツ豆腐のレシピを教えていただけましたし、なんだか、私の「ピーナツ豆腐生活委員会」レベル急上昇中です。

実は以前、熊本に住んでいた頃、スーパーの店頭で、普通の豆腐と並んで販売されている「ピーナツ豆腐」や「ごま豆腐」を何度か買って食べたことがあります。当時は、その砂糖甘さが、どうにも納得できなくて、封印してしまいました。てろろん、とぅるるん、むにょりん感も、その商品はもうひとつだったのです。

でも、今回紹介してくださった肥前豆腐のシリーズなら、食感に関する快楽は十二分に満たされそうな予感です。原料に砂糖が入っているのも、ちょうどよい甘さなのでは、と期待に胸が膨らみます。

友人の母上伝授の手作りピーナツ豆腐は、ピーナツと水をミキサーにかけてから濾して、水と葛を足して加熱して、透明感が出るまで練る、というものでした。(詳しくは「みそ記」の「ピーナツ豆腐の作り方」をご覧ください。)夫が国際通りで買ってくれたじーまみ豆腐の原材料を見ると「ピーナツ、澱粉米粉」となっています。葛と米粉ブレンド次第で、てろてろ感や、むにょむにょ感や、もちもち感を、操れるのではないかと企みが暴走します。

当面は、「ペロリーン!」と夜空に向かって叫んでおくと、しばらく後の生協カタログに掲載されるのではないかと思うので、とりあえず、毎晩小声で叫んでみます。

手作りのほうは、「手順の少ない料理好き」の私にとっては、「ミキサーにかける」と「濾す」のあたりに、ハードルの高さを感じますが、丼なみなみいっぱいの快楽のためになら頑張れるかどうか、自分に乞うご期待、です。