色の識別と親心

すっかりお礼とお返事が遅くなりましたが、「闘う男児とそして女児」に拍手コメントをくださり、ありがとうございました。

お子様にヒーローもののテレビ番組を視聴させることに抵抗のある親御さんもいらっしゃるとのこと、なるほど、です。戦闘モノは「戦闘」をある種の正義として扱いますから、そのあたりの価値観の自動刷り込みに対する抵抗もまた親心なのだなあ。

息子さんの場合は、色の概念と種類の認識と識別が遅すぎると感じることを危惧した時に、幼稚園の先生が「テレビのヒーローもの見せると一発でおぼえますよ。しかも英語でまで言えるようになります」とアドバイスくださったことがきっかけで、色違い戦隊モノのテレビ番組を見せてみたら、瞬時に赤も黄色もレッドもイエローも言えるようになったとのことでしたが、それはきっとめでたしで一安心だったことでしょう。

色違いの戦士たちが闘う番組の中には、実はこっそりひっそりと、この世における「色」という存在に対する愛と敬意のようなものがあるのかもしれない、と、ほんのりと思います。