はかりしれない思い

「埋まらない夫婦の溝」に拍手コメントをくださり、ありがとうございました。

自分にとって楽しいことを夫婦一緒に楽しみたい愉しめるはず、という思いこみが計り知れないほどの量存在する間柄は、微笑ましくありつつも、課題たっぷり感が漂うものなのかもしれません。

夫婦それぞれが各自の活動や愉しみの時間を持ち、そこでの味わいを持ち寄ってともに過ごす時間を得るのは、なんでしょうねえ、各自の時間も、ともに過ごす時間も、その密度が濃くなり鮮明さが増すような気がするのは、どういうからくりなんでしょうね。

さみしがり屋さんにとって「さみしい」ことは望ましくないことかもしれませんが、人生において「さみしさ」はそれはそれでその味わいに深みがあるものなので、双方安全に存在する中でのさみしさはそんなによくないものでもなくて、さみしいときにはさみしいことを丁寧に取り扱えば大丈夫、そのときのさみしさのぶん、一緒にいるときの安心安堵安寧の味わいが深くなるような。