一人遊園地

「埋まらない夫婦の溝」に拍手コメントをありがとうございました。

ユニバーサルスタジオジャパンに、私の代わりに、私と言動傾向の似ている息子さんを貸し出して夫に同行させてみてはどうかとの提案もありがとうございます。

夫には、遊園地(あるいはそれに準ずる行楽施設)に関して、なにやら、深い思いこみがあるようで、なぜか「ああいうところは男同士だけで行くものではない」と断言します。そのため、息子さんはせっかく私に言動傾向が似ていても、性別が男子であるという理由で、同行者基準に合いません。

以前、夫に「それなら(男子だけでは嫌ならば)、たるる、と、かるる、(夫の妹の息子たち)と、どうやらのお母さんを連れて行ってあげたらどうかしら。お母さんがいるから男だけじゃないでしょ」と言ってみたことがあるのですが、「なにゆえ、俺が、世話をせねばならないメンバーを集めて苦労する必要があるのか」と、提案はすぐさま却下されました。夫のこの基準も考慮に入れるならば、息子さんもまだもう少し「お世話が必要な年代」の人であることも、残念ながら同行者となれない理由となるということでしょうか。

夫は(私もですが)、一人で外食したり旅行したり映画館で映画を観たりが苦ではなく、むしろかなりその楽しさを堪能するタイプなのですが、その「一人旅」「一人外食」「一人映画館」の感覚で「一人遊園地」も行ってみたら、夫にとって新たな世界が開けるのではないか、夫が頑なに拒んでいるだけで、やってみたら「一人遊園地」にはまりまくるのではないかな、と、話してみているのですけれど、なかなかその気にならないようです。たぶんある種の喰わず嫌いなだけで、遊園地そのものに興味がある人ならば、たのしいのではないかなあ。

夫は「一人旅は好きだし、映画も一人で観るし、外食もまあささっと済ませる内容のものならするけど、あ、でも、外食で一人でちゃんこ鍋はしたくないかなあ、でもUSJはなあ、なんかその場での分かち合いが必要な気がするんだけどなあ」と言います。

そのあたりの折り合いをどうつけながら夫婦を続けていくか、試行錯誤してみます。