旅の醍醐味

「旅先での過ごし方」に拍手コメントをくださりありがとうございます。

旅先で自分が、よく、なんとなく、していたことが、実は自分にとってすっごく楽しみなことだった、と気づくこともありますし、旅先でたまたま知った何かが思いがけず自分のツボにはまりまくる、ということもあります。

私の旅先での過ごし方に関して、夫が私に対して「お客さん、そんなにだらだら過ごすんだったら、わざわざ出かけてこなくても、家でも近所の喫茶店でも、いいんじゃないんですか」と言うことがあるのですが、地元の喫茶店ではわざわざ広報を見たりはしないのです。中山式快癒器の使い方も、旅先ならではの丁寧さで、自宅では、あそこまで自分をほぐすことにじっくりと取り組んではいないような気がします。

旅先は旅先で、どんなに部屋を自分仕様にしてみても、使い勝手が自宅のようにはいかないですし、快眠求道者として「お、これは」と思うような寝具はまれですし、自炊と違って、自分が食べても大丈夫なものばかり、というわけにもいかなかったりで、やっぱりお家がいいよう、なこともたくさんあります。

それでも、旅先では、ふとしたことで「旅はいいねえ」としみじみとし、帰宅したら自宅の心地よさに「おうちはいいねえ」と感嘆する、その両方を味わうのも、旅の醍醐味のひとつなのかも。

そうそう、以前は、旅先で見向きもしなかった情報に、あ、あの人だったら、こういうのも好きなのかな、と、自分自身はそのことに興味を持たないまでも、その情報が目に留まるようになったりして、そう思ってみると思いのほか関連情報が多いことに気づいたりするのも、自分以外の人の旅の話を聞くことの醍醐味であり、自分の旅の醍醐味でもあり、です。