お手伝いと結婚記念日

夕ごはんのそのあとに」と「落語の前に思い出す」にメッセージをくださり、ありがとうございます。

中学生の頃から食事の後の洗い物を担当していたとのこと、そして当時はテレビを見たくて面倒くさかったとのこと、でもちゃんと毎日洗っていたのはえらいえらい。

暮らしを整えるための雑事はほぼ毎日同じことや類似のことの繰り返しで面倒くさいことが多いです。

大きくなったお子さんになぜか同じことをさせていないとのことですが、それは私の弟もおなじですねえ。弟が小さい頃には毎日していたお風呂掃除とお風呂のお水張りと風呂焚き(当時は薪を燃やして風呂釜で焚いていました)は今はオール電化になってボタンひとつでできるようになりましたし、お風呂の掃除をして栓をしておく作業を甥のむむぎーや姪のみみがーがやっているのは見たことがまだないです。

人によっては子どもに教えてさせるよりも自分がやったほうが早くてきれいで満足度が高い仕上がりになるのが気に入っているから子どもにはさせていない、という場合もあるでしょうし、ご家庭の環境や各種状況によりけりなのでしょう。

そして結婚記念日が苦手、というはなしが面白いなあ、と思いました。

我が家は結婚記念日だからといって特別外出や外食をするわけでも家での食事が豪華になるわけでも何かプレゼントをするわけでもありませんが、また一年よろしくお願いします、の挨拶をします。

結婚記念日が照れくさいということでしたが、考えてみると私は何が照れくさいだろう、と思っても、結婚記念日はもちろんのこと、自分や家族の誕生日にしてもなんの日でも照れくさい日がないみたいです。

何かの日にかぎらずに出来事で考えてみたところ、思い出すと何度でも反省せずにはいられなくて、なんらかの形でエネルギー均衡がとれているといいなあ、そうなるようになっているといいなあ、と強く思うことはあるけど、それは『照れくさい』とはちがうなあ。

なにはともあれ、おかげさまで今日の日を夫婦ともに生きて元気に無事に迎えて、しかもいつもよりも仕事が早くさくっと終わって早めに帰宅できて、ジョギングとウォーキングをしてからシャワーを浴びてさっぱりして、それから普段より少し品数多くおかずを用意することができました。

でも私の大好物の『イタリアントマトのオリーブオイル炒め』は夫には「皮が剥いてあるほうがいいなあ、加熱するトマトはミルサーでドロドロにしてあるほうがいいなあ」とあまり好評ではなく「私はこのトマトの大きさと皮があるほうが好きだからこういうふうに作るけど、どうやらくんが作るときには皮剥いてミルサーにかけて作ってくれてもおいしくいただくから大丈夫よ。でも私のためにと思って作ってくれる時には皮あり潰さず、でお願いね」と応えておきました。

土曜日の落語にも仲良く行って笑って無事に帰ってきたいと思います。