母の愛

前回、消えて行方不明となっていた拍手コメントを再送信くださり、ありがとうございました。

恋人ができた息子にコンドームを渡すべきか否か、というお話でしたが、いや、それは、やはり、母としては、渡さないべき、渡さなくて正解、なのではないでしょうか。それは、息子さんと恋人さんの性交渉を阻止する、という意味ではなく、青少年たるもの、コンドームは、母ちゃんからもらうものではなく、自分で買うもの、なのではないかと。私の勤務先でも、コンドームは、青少年のお小遣いで十分買える金額のものを取り揃えておりますゆえ、安心してドラッグストアなどをお訪ねくださいますよう、お伝えいただければ、情報としては、それで十二分以上かと。青少年たちは、青少年たち同士で情報交換や情報収集をして、必要時には入手するように、彼らなりに努力している様子が見受けられます。彼らが恥ずかしさのあまり、たまにお金を払わず盗んで帰ってしまうのは、商いとしては痛手ですけれど、いつか彼らも「そんな時代もあったね」と、自分で堂々と買い求める日を目指して成長してほしいものです。

若年者の性交渉を推奨するのかというと、それは、また別問題になります。感染症予防や治療、避妊やバースコントロールに関する知識や意識の拡充は、大変に重要です。ただ、基本的には、人類、誰しも、誰も貶めたり傷つけたりすることなく、充実したセックスライフを送ることは、めでたきことかな、と思うのです。

もしも母として息子に、何か伝授するとしたら、「なんでも、彼女とよく話し合いなさいよ」「どうすることがお互いを大切にすることなのか二人でよく考えなさいね」ということくらいでしょうか。でもやはり、子の性生活は、子自身で、責任を持って、研究開発するのが、本人としても、恋人の立場としても、自由でのびやかでよろしいかと思いますでございます。慣れないネタで、言葉遣いが不自然ですが、お見逃しくださいませ。