おならの作法

姪っ子のおならネタに対して、拍手コメントをありがとうございます。

配偶者予定の方が、一緒にすごしていらっしゃるときに、たいへん気楽に軽快に放屁なさるとのこと。お元気なご様子なによりです。また、その様子に、なんの躊躇も恥じらいもないというお話に、お二人で過ごされる時間に漂う安心安寧な空気を感じて、私までなんとなくほっとしています。

配偶者予定の方がおならを出すときに、お尻を少し浮かす、というか、お尻を少し傾けてから、おならをぷうっと発射することが少々気になるそうですが、ガスを出す、という意味においては、放出先に床などの「ガスの流れを遮断する物体」があるよりも、妨害するもののない状態で放出するほうが、いっきに深く快適に出し切れるメリットがあるのだと思います。対人的には、スマートさやブリリアントさに若干欠けるかもしれませんが、対身体的には、合理的で体に優しい行為と言えるように思えてきました。

そういえば、腹部膨満感というおなかが張ったかんじ(ガスが腸にとどまって苦しいかんじ)対策の体操があります。「あ、おならが出そう」と感じたときに、速やかにそうするとよいですし、おならがうまく出ないとき(おならが自主的に出そうな気配がないとき)にも、繰り返しこの体操(体勢)を行うことで、おならが快調に出やすくなります。形としては、まず、仰向けに寝転んでから、両脚を伸ばします。それから、自分の膝を片方ずつ両手で抱えて持ち上げて、自分の胸にくっつけるように、ぎゅっぎゅっと、手前に引きます。右を持ち上げているときには、左脚は伸ばし、左を持ち上げるときには、右脚は伸ばしておきます。このときに自分の太ももの表側が、自分の腸をおなかの上からちょうどよく刺激してくれて、おならを上手に押し出してくれる、というからくりです。お尻をちょっと傾けたり浮かしたりするのに比べると、少々手間ではありますが、気持ちよく満足感のある放屁のために、この体操(体勢)を、ご夫婦で取り入れて実践していただけると、おならと体は大喜びするかもしれません。よろしければご検討ください。

すこやかなおならも含めて、ご結婚後のお二人の暮らしに、幸(さち)が山盛りでありますことを。