頭皮と胃腸

「顔面と頭皮の確定」に、拍手コメントをくださりありがとうございます。

頭皮もいろいろ語りかけてきますが、胃腸もけっこう訴えてきますよね。特に自分が興味を持っている、というのか、気にとまる部位というのは、自然と観察の対象になります。自分の体であっても、他人の体であっても、その声に耳を傾けて、その声に応じた対応をすると、それぞれの体が本来の実力のような何かを発揮しやすくなるような気がします。

先日、久しぶりに会った友人の娘(中学生)が、「みそさん、私の髪の毛は多い?」と聞くので、どれどれと頭を触ってみたところ、どちらかといえば多めの毛髪量ではあるものの、爆発に難渋するような髪でもなく、「少なくもなく、多すぎもせず、けどちょっとだけ多めで、まとめやすくて、量はいいかんじなんじゃないかな。それよりも、頭皮が、実にいいねえ、柔らかくて。これはいい頭皮だよ」と言いながら、むにむにと触って、「ほらほらこんなに動くやろ。前後左右斜め自由自在に。私の観察によるとね、髪が薄めの人の頭皮は、こんなふうに動かなくてかたいの」と話したら、友人と娘は、「あ、じゃあ、うちのパパはきっとかたいに違いない」と話し出し、その後、お風呂上りの「パパ(友人の夫でありその娘の父)」の頭を二人で指先で、むにり、と触って、「うわあ。ほんまや。みそさんの言うとおりや。頭皮が全然動けへん!」と、合点している様子でした。

そういうことで頭皮のことは、安心して、わたくしにお任せください(何を、かは、ともかく)。そして、今後とも、世界の胃腸たちのことを、どうぞよろしくお願いします。