おしりの安心のためにも

「トイレで犬を洗う」に拍手コメントをありがとうございます。

ちなみに「犬を洗う説」を唱えていたのは「関東青年」であって「関西青年」ではないのですが、関東か関西かはここでは全然重要ではないとはいえ、関西青年だったら台詞がもっと関西風になってたかも。

ところで、みそ文中には書かなかったのですけれど、このツアーのとき、といいますか、北京滞在中からこのツアーに至るまでずっと、この「関東青年」は下痢気味だったそうで、船に乗ってる間も何度もトイレに入り、おしりがひりひりして痛いのだという話をしていました。そもそもの下痢の発端は、北京青年の宿舎に泊めてもらったときに、北京青年の彼女が手料理をふるまってくれて、しかも日本食を意識して作ってくれたのはいいのだけど、なんだかおかしな味の味噌汁を作って出してくれたのを食べた直後からなのだそうです。北京青年は「彼女は彼女なりに気を遣ってがんばってくれてるんだから」と自分の恋人をかばうのですが、関東青年は「それに対するありがたさと、味噌汁の味のおかしさに対する生き物としての警戒感は、別物だ」と、旅行中のお腹の不安定さを嘆いていました。

わたしが「下痢の時には特に、おしりを紙で拭くよりも、水で洗うほうが、負担が少なくて快適だよ」と話すと、青年たちは「それはそうかもしれないが、だが、しかし」と抵抗を示し、夫は「わかる、わかる、その抵抗感」と同意を示していました。

あの青年たちとは、ツアーのときだけの縁でしたが、彼らがその後、せめて下痢や痔でおしりがつらいときだけでも、ちゃんとおしりを水洗いする人に、せめて関東青年だけでも、成長(?)してくれるといいなあ、と思いました。