オクラも人も成長

大きなオクラと小さなオクラ」にメッセージをありがとうございます。

そうなのです。「パジャマじゃない!」の頃には、小さかったむむぎー(甥)も、今では小学六年生です。姪のみみがーもいつの間にか小学校五年生になっていました。

むむぎーは、弟がそうであったように、小さい頃には丸っこいかんじだったのですが、大きくなるにつれて細長いかんじに形状が変化してきました。小さい時から続けてきた空手の道着を着ている姿もなんとなく縦長になりました。

私達が今回帰省したときにも、彼は空手の練習に行っていて、帰宅してから一人遅い夕食を摂りました。むむぎーの帰宅を待ち構えて妹がステーキを焼いてやっていました。妹は私にはニンニクなしで、夫にはニンニクありで、ステーキを焼き分けてくれました。その後「明日は島のばあちゃん(弟の妻であるゆなさんのお母様)ちに行くけん、今夜しか遊べんのんじゃけん」と言って、夫にまずは将棋を、そして囲碁を、最後は花札を、とリクエストしては夜遅くまで遊んでいました。

君は、こんなに夜更かしして眠たくないのか、と夫が訊いても、「おれ、平気。全然眠くない」と言っていましたが、やはり夜更かしはこたえたようで、翌日むむぎーはお昼まで寝ていました。

夫とむむぎーが花札をしているところに、私がお風呂からあがって行ったら、むむぎーが「みそちゃんも入って!」と言うので、「私は、あんまり、ルールがわかってないけんねえ」といったんは辞退したものの、「ええけん、だいたいのかんじで。これで、おれの大勝利で終わったら完璧になるんじゃけん」と、自分の勝利を引き立てるために入れということであれば、まあ、と、「じゃあ、なんとなくやってみると」と参加しました。

そうしたところ、花札のルールがあんまりわかっていない私がなぜか一番になり、二番はむむぎー、三番は夫、という順位になりました。むむぎーは「うわーっ。どうやらさんと二人だけじゃったら、おれの勝ちじゃったのにー」と少し悔しがってから、お風呂に入りに行きました。

むむぎーはむむぎーなりに、たまに会う伯母と義理の伯父を歓待してくれたんだろうな、ということにしました。

小さな人が大きくなるのを見るのは、なんとも感慨深いことですねえ。

あ、そうそう。ひとつ興味深かったのは、最近囲碁ばかりしてる夫が、久しぶりにむむぎーと将棋をしてみると、将棋の勘がずいぶんと退化していたようで、夫は自分の将棋の弱くなり具合に愕然とし、その後実家のipadで延々将棋をしていたことです。

いろんなところにいろんな成長があるなあ。