うがいの道

歯磨きのあとのうがいは」に押し葉コメントをくださりありがとうございます。

そうですか、朝のテレビ番組で、フッ素入り歯磨き使用後のうがいは一回で、という内容がありましたか。

ああ、私の夢や脳内オリジナル放送のみの情報ではなく、この世で本当にあったものだとわかり少し安心しました。

そして歯磨き後のうがいではしっかりすっきりになるまで口をゆすいでおられるとのことで、しっかりすっきりすすぎ派は私だけではないのね、と、これまたこころ強く思いました。

歯を丈夫に保つためのフッ素を塗布する目的であれば、私の場合は、歯磨き剤ではなくて専用の「フッ素塗布剤」を用いるほうが、その後のうがい回数を制限することに対する抵抗が少ないような気がします。

フッ素入りであっても「歯磨き剤」ということになれば、洗浄成分が入っているわけですし、洗浄を終えた洗浄成分はさっぱりとすすぎきりたい欲望が私にはあるようだということに、今回いろいろ考えていて気がつきました。

歯磨き剤もシャンプーやトリートメントや身体を洗う石けんなどと同様で、できるだけ私の身体が反応を起こしやすい成分の入っていないものを選ぶようになってからは、口の周りの炎症や口内炎ができる頻度が激減したように感じています。

自分用に選んで買う歯磨きは大安売りの歯磨きに比べると割高感はありますが、口の中が口内炎の花畑状態になるたびにつける口内炎の薬代のことや、なによりも自分の口が痛いことによる体力気力の消耗に伴う各種損失のことを考えれば、事前に少し高い歯磨きを買って使うほうが結局ずっと安くつくなあと思っています。

もちろん歯磨き剤の種類だけで口内炎予防ができているわけではなく、ビタミンB群や亜鉛やプロポリスや整腸作用のあるサプリメントなどの使用と相互に助け合いよりいっそうよい状態を保ってくれているのだろうとは思います。

それでもやはり疲れがたまっていたり、胃腸機能が低下しているなどなんらかの理由で、口内炎ができることはあります。

あやしいなあ、あやしいなあ、と思っていると、なんとなく唇の内側の粘膜がこう少し盛り上がり気味になって、ちょっとしたときにがじっと噛んじゃいやすくなるのです。そして案の定がじっと噛む、出血する、噛んだところが口内炎として成長する、痛い、というかんじでしょうか。

でもまあ、そのときは普段の口内炎対策を治療モードに切り替えて強化すればわりとすみやかに治るので、ずいぶんと気楽になりました。

そんなふうに口内炎ができるのも一年に一回あるかないかになりましたし。以前は殆ど毎月か、もしかするともっと頻繁に口内炎ができていましたら、そのときのことを思えば、今はほんとうにラクです。

そうそう。歯磨きのあとの口の中をさらにさっぱりとさせる目的と喉も含めた口腔粘膜粘膜を丈夫にする目的で、私は緑茶で仕上げのうがいをすることもよくあります。

市販の洗口液よりも味としては緑茶のほうが私の好みで、茶カテキンパワーがなんとなく頼もしく感じられて、おいしい緑茶だと出がらしでうがいをしていてもその味がおいしくて、緑茶うがいの行為そのものがわくわくと楽しいです。

これからの季節は風邪予防インフルエンザ予防としても緑茶うがいの頻度を高くしていくことになりますが、緑茶使い放題に近い文化圏に暮らしている身でよかったなあ、と、思いつつ、緑茶うがいの道を歩んでゆきます。