くちいお腹

お礼とお返事がすっかり遅くなりましたが、「頓原の学習」にメッセージをくださりありがとうございました。

おかげさまでその後の旅路を書き進めて、最後まで書くことができました。

お腹がくちい、お腹がくちくなる、という言い回しは初めてとのことでしたが、お腹がいっぱいとどう使い分けているのかな、とあのあと考えてみました。実はあの時最初は私も「いっぱいなったお腹を抱えて」と書いていたのを途中で「くちくなったお腹を抱えて」と書きなおしたのです。それはきっと何か私なりに理由があって書きなおしたはずだよなあと思って。

そうしてしばらく考えてみて、「お腹がいっぱい」はどんな食事でも空腹が満たされれば「お腹がいっぱい」なのですが、あくまでも私が個人的に「お腹がくちい」を使うのは、自分にとっての満足度が高い食事をしたという実感があるときかもしれない、と思い至りました。

大山には以前バイクに二人乗りして行ったことがあるとのこと、想像しただけでおしりと腰がいたーくなってきましたが、あの空気の中をバイクで走り抜けるのは、さぞかし気持ちよかったことだろうとうっとりもしました。

今も大山のことを思い出すと、すうっと透き通ったような心地良い気持ちになります。中国地方で生まれ育ったのにこれまで一度も行ったことがなかったのはなんだか不思議ですが、いいタイミングで訪れることができて満足です。めでたしめでたし。