入門編で襟万歳

冬支度をミルクパンで」にメッセージをくださりどうもありがとうございます。

そうなのですねえ、襟というものは、ほんの少し首のところに布が立ち上がっているだけで、その布が折り返しになるその重なりだけで、保温力が全然違うものなのですねえ。

人類がわりとむかしに衣類を身に着け始めた当初は、いきなりは襟というものはなかったのではないかなあと予想するのです。襟なしの布を羽織っているうちに、首のところにも布があるほうがぬくいなあ、首巻きも首巻きでいいけれど首巻きを別にするほどじゃないときってあるよなあ、ということは着ているものの首のところにちょっと布を付け足したらそれでちょうどいいんじゃないかなあ、とかなんとかそんな変遷を経て、お、この襟もいいなあ、こんな襟もいいなあ、と、いろんな襟を編み出していったのではないかと考えつつ、ご先祖様たち皆さんでいろんな襟を作っておいてくれてありがとうねえ、助かったよ、と襟の(襟にかぎらずですが)メリットをどっぷりと享受だけする暮らし万歳にございます。

今はまだ冬支度入門編で、寒さ対策として以前もしていたことなのに一年の間に忘れていることがまだいろいろある時期なのだろうと思います。一個一個思い出しつつ、思い出せないことはまた新たに開発導入しつつ、これまでの時期もこれからの時期も身体がそうしてほしいことになるたけ近いことを供することができるといいなあ。