青いソリをたのしむ

「四十六歳成人男性そりに乗る」にメッセージをいただいておりましたが、すっかりお礼とお返事が遅くなりました、ありがとうございました。

おかげさまでその後例の青いヒップソリは雪山で大活躍だったようです。中でも一番夫が喜んでいたのは、同じ日に同じ山に登った別の人が撮影した写真がアップされているその人のブログのようなものに夫の後ろ姿が写っていることでした。「どうしてこれがどうやらくんだってわかるの?」と尋ねると、夫は「だって、このへんを歩いていたときに『あー、後ろから写真撮ってる人がいるなー』と思ったもん。それにほら、このリュックのところについてる青いヒップソリがおれのヒップソリじゃん」と、雪景色の中の小さな小さな人物のさらに小さな青い何かを指さして言うのです。

なんだかよくわかりませんが、夫がヒップソリを堪能してくれたみたいでよかったなあと思いました。