りんごジュースと車

お礼とお返事がたいへんおそくなりましたが、「ノドグロ、メギス、赤イカ」にメッセージをくださりありがとうございました。

青森ご出身で「おいしい青森りんごジュース」の話を喜んでいただけたとのこと、なにやら嬉しい気持ちがするとともに、ああ、うう、その感覚はわかるかもわかりすぎるかも、と己を振り返ってみていました。

りんごジュースと車とではモノとしてずいぶんと趣きは異なるのですが、たとえば広島県以外の勤務先での同僚が「うちの父はマツダ車が大好きで私が小さい時から実家の車はマツダの車ばっかりだったんですよ」というような話をすることがあるとします、いや何度か実際にそういうシーンはあったのですが、そのたびに私はその同僚に対してとっさに「うわあ、そうなんですか、なんだかありがとうございます」と口走るのです。口走る口先だけでなくなぜか実際に少々嬉しいような広島関係者として誇らしいような気持ちになるのです。私はマツダ車の製造にも販売にも一切かかわったことなどないにもかかわらずです。

郷土愛とはまた少し異なる「郷土産業愛」のようなものがヒトにはあるのやもしれません。

青森ではいろんな種類のりんごジュースが販売されているのですね、いいなあ、いいなあ、今度青森旅行に行く時には各種りんごジュース飲み比べを主要なテーマとして抱えて行くぞ、おー。