山に行かずに働く

解任された幹事さん」にメッセージをくださりありがとうございました。

20代、30代で仕事をしていた頃は40代後半になってなお「若手」だとか「若いのに」「若いんだから」と言われることがあるとは想像しておりませんでした。

夫は今のところ永久の若手のような立場でしたが、同僚の皆様のカラオケ欲に救われて、幹事の任を終えることができました。

夫も私も50代になるともう少し年配者組っぽくなれるでしょうか。

夫は60歳(65歳だったかな)の定年後は嘱託で働いて勤務日数を少なめにしつつ山歩き頻度を増やすぞ、おー、と計画しているようです。

私はもしも長生きした場合には60代70代80代90代になっても山には行かずに仕事を続けたいなあ、このままずっと雇ってもらえてるといいなあ、と思っているのですが、勤務先の次期社長(現社長の息子)にそう話しましたところ「あはははははー」と大変軽やかに笑って流されました。でも次期社長のお友達のお祖父様は91歳で現役の医師で外来の仕事も内視鏡検査も日々こなしておられるという話をしてくれたのはその次期社長なのです。その話の流れを受けて「我もその意気込みに続くべし」と思ったのですが、91歳ドクターは自分の経営する医院での現役、やはり被雇用者という立場ではなにかと限界があるのかもしれません。

もしかすると私が高齢者になる頃は高齢者も勤労するのが通常の世の中になっている可能性もありますよね。それを歓迎する人もいれば歓迎しない人もいるでしょうから、働きたい人は働き、ちょっと働いて少しリタイヤしたい人はそうして、完全に引退したい人はそうするような、今以上にそんな世の中になるといいな、どんな世の中になるかな、そのとき自分はどうするのかな、できれば元気に働きたいな、と思いながら未来に行ってみたいと思います。

山岳保険をセットで

車中泊の快適」にコメントをありがとうございました。

漫画の「岳」を読み終えて『自分に山登りは無理だ』と悟ったとのことですが、私は漫画「岳」を読む前も読んだ後も映画を見た後もずっと私には山登りはむいていないと自覚し続けています。

でも息子さんはまだ中学生。体力旺盛な時期ですしこれから大きくなる間にぜひとも山登りを体験してたのしんでもらってください。

夫が加入している山岳保険は中学生のお小遣いでもかけられるお手頃金額ですので(それで補償が十分かどうかは私には判断しかねるのですが)、山登り開始の折りにはぜひ自分で山岳保険をかけて出発するようお伝え下さい。

車中泊に関しては今の車は後部座席を前屈させるとトランク部分とあわせて長さ180cmの完全にフラットな平面ができるので以前の車のリクライニングシートで寝るのに比べたら車中泊の快適度合いがとても高いのだそうです。

私はおしり洗浄機能付き水洗トイレが大好きで、寝心地の良い寝具でぐっすりのびのびと眠るのが大好きなので、山小屋泊や車中泊は相容れないものがあります。

でも夫が山に行ってたのしそうなのはよかったなあ、と思いますし、息子さんのトイレや睡眠環境の好みと相容れるようであれば山登りも山小屋泊も車中泊も山岳保険も無事に安全にたのしんでもらいたいものです。

至福と勇気

ノドグロ、メギス、赤イカ」にコメントをどうもありがとう。

日本海のお魚はたしかにたいへんおいしいですが、下関のお寿司屋さんでご馳走になったお寿司のおいしかった記憶はいつでも私の至福を奏でてくれます。あのときには本当にご馳走さまでした。

最初に連れて行ってもらったときに二階のお座敷に案内してもらって、ランチのお寿司セットをいただいて、お寿司とお吸い物もそれはそれはおいしかったですが、たしか食後に出してくださった和菓子とお抹茶ががこれまたたいそうおいしかったことを思いだします。

以前熊本在住時に熊本から広島に帰省する途中で下関に立ち寄って夫をそのお寿司屋さんに案内し、最初に連れて行ってもらったときと同じように二階のお座敷をリクエストしてランチお寿司と和菓子とお抹茶までいちいち夫に「ね、ね、おいしでしょ」と自慢しながらいただいたことも思いだします。

ああ、おいしかったなあ。

思い出すだけで脳内にじゅわっと快楽物質が分泌されるような記憶はその後の人生における勇気のようななにかそんな力の素になっているなあとよく思います。

トイレの快適

山小屋訓練」にコメントをくださりありがとうございました。

バイオトイレに興味を持ってくださったとのこと、しかし私もバイオトイレには全然詳しくないので、夫が山小屋で体験したトイレが本当にバイオトイレかどうかはわからないのですが、山小屋のトイレを使う人もメンテナンスする人も快適に使えるトイレが世の山小屋に増えるといいなあ。

私はおしり洗浄機能付き水洗トイレが大好きなので、それ以外のトイレとの遭遇率は低めで生きていくつもりです。いや、おしり洗浄機能付き水洗トイレよりもさらに快適なトイレと遭遇できるならそれは拒みません、大歓迎で体験してみたいです。

パン三昧

あさりでちゃんぽん」に朝の挨拶を送ってくれてありがとうありがとう。

出勤と同時にPCを立ち上げてまずはメールチェックののち私の日記更新報告があればそれを読んでくれているとのこと、勤務時間中だけどいいよ読みなよと思ってくださる勤務先でありますように。

あさりでだしをとって作ったちゃんぽんはたいへんおいしくいただきました。しかしあさりのパスタに比べると他の具がたくさんあるからなのか、あさりのあさりとしての主張がそれほど強く感じられなかったような気がします。

今日は昨夜のうどんすきで残ったお出汁を流用してジャガイモとニンジンとシメジと豚肉となぜか豆腐も少し入った(昨夜のうどんすきのときの豆腐がそのまま入っていたので一緒に煮込んだ)クリームシチューを作りました。

我が家の近くにはこれまでもおいしいパン屋さんが二軒あり、それぞれのお店でそれぞれにおいしいパンを買って食べてきたのですが、先日もう一軒新しいパン屋さんが近くにできたので、今日は仕事帰りにそこのお店のバゲットを買ってきてシチューと一緒に夕ごはんに食べることにしました。

新しいパン屋さんは新しいからお客さんがたくさん来るようで、私が行った時間にはもう殆どの商品が売り切れでした。売れ残りがあんなに少ないのは望ましいことなんだろうなあ。

徒歩数分のところに焼きたてパン屋さんがこんなにたくさんある場所で暮らせるなんて、なんだか町の人みたいな気分です。

今日はぐっと寒くなり、雨が雪になる気満々な風情でときどき降る一日でした。こんな日はあたたかいシチューがとてもおいしく、シチューと一緒に食べるパンの小麦の味が全身にしみわたるのでありました。やっぱりシチューを食べるにはある程度の寒さが必要だなあ。

乳がんの精密検査の仲間入り

乳がんの精密検査で返り討ち」はわりと古い記事ですのに、たどり着いて読んでくださり、精密検査前の励みとしていただけたこと、ありがたくお礼申し上げます。

その後、精密検査は無事に済まれた頃でしょうか、そして異常なしの結果に安堵なさっている頃だといいなあ、もしかすると念の為に今後も定期的にチェックをしていきましょうねという話をドクターとされた頃かもしれないなあ、もしももしも何か治療が必要なものが検出されたとしてもマンモグラフィーで見つかるものはごくごく早期の初期のものとして対処法がいろいろあるので体力気力を整えて臨めば安全で安心なはず、と思いながらお返事を書いております。

先日職場の同僚が初めてのマンモグラフィーで「要精密検査」の通知が届き大きな病院でエコーを含めた再検査を受けました。彼女は「まえにどうやらさんがマンモで再検査になったときに年上のお姉さま方から『再検査はよくあること、私なんかもう何度も受けた』ってさんざん言われてたから、そうなんやよくあることなんや、とりあえず受けるだけ受けよ、でも一応それでもなにか対応が必要な状態なのがわかったら面倒くさいのは面倒くさいけどまあそれはそれでそれやな、と思って受けに行って、そしたらエコーがむっちゃ痛くて。マンモのときは言うほど痛くないなーと思ったけど再検査のエコーってこんなに痛いものなのか、と思ったら、なんか研修中のドクターが必死に念入りにいつまでもグリグリグリグリとエコーの機械を押し当ててただけで、上のえらい先生が出てきて診てくれたらささーっとエコーで胸全体を一回なでただけで『ん。これはなんにもないね、異常なし』って言うてて、まあそういう研修医制度もあるような病院を選んだのは自分なんだけど、ここの乳腺外来受診すると異様に時間がかかって半日仕事になって疲れると定評があるのは念入りすぎて痛すぎるエコーのせいだったのか、って思った」と精密検査の仲間入りをしたけど異常なしでよかったという話を聞かせてくれました。私が精密検査を受けたときのエコーは別に全然痛くなかったよなー、と思いながら彼女の話を聞いていたので、研修医さんの熱意のせいで痛かったのだとわかり、やっぱり通常は痛くないもんだよね、と安心しました。

久しぶりに「乳がんの精密検査で返り討ち」を読んで、ああ、胸部の保温にも努めようと思ったのよねえ、あのときに購入した着心地の良いブラとシャツのシリーズが今では日々の制服状態になっているのよねえ、といろいろ思い出しました。

この機会にまたお互いに乳房お手入れ計画をじっくりとゆっくりと練っていくことにいたしましょう。

りんごジュースと車

お礼とお返事がたいへんおそくなりましたが、「ノドグロ、メギス、赤イカ」にメッセージをくださりありがとうございました。

青森ご出身で「おいしい青森りんごジュース」の話を喜んでいただけたとのこと、なにやら嬉しい気持ちがするとともに、ああ、うう、その感覚はわかるかもわかりすぎるかも、と己を振り返ってみていました。

りんごジュースと車とではモノとしてずいぶんと趣きは異なるのですが、たとえば広島県以外の勤務先での同僚が「うちの父はマツダ車が大好きで私が小さい時から実家の車はマツダの車ばっかりだったんですよ」というような話をすることがあるとします、いや何度か実際にそういうシーンはあったのですが、そのたびに私はその同僚に対してとっさに「うわあ、そうなんですか、なんだかありがとうございます」と口走るのです。口走る口先だけでなくなぜか実際に少々嬉しいような広島関係者として誇らしいような気持ちになるのです。私はマツダ車の製造にも販売にも一切かかわったことなどないにもかかわらずです。

郷土愛とはまた少し異なる「郷土産業愛」のようなものがヒトにはあるのやもしれません。

青森ではいろんな種類のりんごジュースが販売されているのですね、いいなあ、いいなあ、今度青森旅行に行く時には各種りんごジュース飲み比べを主要なテーマとして抱えて行くぞ、おー。